コデマリは、主幹が無く、株元から多くの枝を伸ばして、高さが2mほどの株立ちになる品種です。
よく伸びる枝の枝先に、1cmにも満たない小花がたくさん集まり、小さな手まりのような丸い花姿になるのが特徴です。
枝先にまとまってたくさん咲きますので、枝が弓のように垂れる姿はとても美しいです。
耐寒性・耐暑性が強く、育てやすいので、庭木や公園の植え込みなどでもよく利用されています。
また、美しい花姿から、切り花や生け花、フラワーアレンジメントでもよく利用されています。

学名：Spiraea cantoniensis
タイプ：バラ科シモツケ属 落葉低木
原産地：中国
別名：小手毬(コデマリ)、手毬花(テマリバナ)、鈴掛(スズカケ)、団子花、雪球花
開花時期：4月～5月
樹高：1～2m
耐寒性：強
耐暑性：強
【※出荷タイミングにより、苗の大小がありますが、生育に問題が無い苗を選んで出荷します。植物ですので多少の葉傷み等がある場合もございます】

【育て方】

■日当たり・置き場所
風通しがよい環境が適しています。
日当たりは良い方がいいですが、半日陰でも育ちます。
極端な乾燥が苦手ですので、西日が強い場所は避けた方が良いです。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えます。
地植えの場合は、根付いたら基本的に必要ありません。雨が降らない日が続いたら水やりをしましょう。

■肥料
1～2月に寒肥、花後の5～6月にお礼肥として緩効性肥料を施します。

■病害虫
アブラムシ、カイガラムシ、うどんこ病に注意します。

■剪定
適期は花後の5～6月です。
その年に伸びた枝に花芽がつきますので、9月以降に剪定をすると、翌年に花が咲かなくなるので注意しましょう。
コデマリは、株元から無数の枝が出てくる植物ですので、枝を途中で切る剪定はしないようにします。
また、5年以上経過した古い枝は、花付きが悪くなりやすいので、古い枝は地際で切る「更新剪定」をしましょう。
花後すぐでしたら地際で剪定しても大丈夫ですので、数年に1度、株の更新をしても良いです。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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